最適なフィルター提案
最適なフィルター提案でコストダウンを実現
現在ご使用中のフィルターは、ろ過精度やろ材構造が最適ではない可能性があります。
当社は、お客様のご要望、ろ液の状態など、ご提供いただける情報に加え、ご使用後フィルターの状態分析から最適なろ過精度・ろ過構造のフィルターを提案し、ロングライフを実現します。
例:ろ過精度が最適でない場合
ろ液への大粒子の流出を防ぐため、安全率が非常に高いろ過精度でフィルターが選定されていることがあります。
安全率が非常に高いろ過精度の場合、ろ液への大粒子の流出は抑えられますが、ろ過ライフが極端に短くなることでフィルターの交換頻度が増加し、コストアップになってしまいます。また、本来なら有用な粒子さえも過剰に除去されていることがあります。
例:ろ過構造が最適でない場合1
ろ過精度による最適なフィルターの選定は十分でも、粒度分布の程度によって、ろ過ライフが短くなってしまうことがあります。
粒度分布が広い液体の場合、粒度分布のピークからろ過精度を決定してフィルターを選定すると、より多くの粒子によってフィルター表面で閉塞を起こし、ろ過ライフが極端に短くなる現象が発生します。これにより、フィルターの交換頻度が増加し、コストアップにつながります。
当社は、ろ材構造に変化を付与することで、広い粒度分布に対応できるフィルターを提案することが可能です。また、ご使用後フィルターの状態分析などから、さらに最適なろ材構造のフィルターへ改善させていただきます。
例:ろ過構造が最適でない場合2
高粘性液や高濃度液などのろ過中にろ材の圧縮が発生し、ろ過ライフが短くなってしまうことがあります。
ろ材強度の弱いフィルターの場合、ろ過圧力によってろ材がつぶれ、ろ材の空間(流路)が狭くなることで、結果として、フィルター表面のみで粒子が捕集され、ろ過ライフが短くなる現象が発生します。これとは逆に、単にろ材の強化だけを図るとブリッジと呼ばれる粒子間の架橋によって流路の閉塞が発生します。
当社は、強度と柔軟性を併せ持った独自のろ材構造で、ろ過ライフの改善が可能です。また、ご使用後フィルターの状態分析などから、さらに最適なろ材構造のフィルターへ改善させていただきます。